湧水

大阪府豊能郡豊能町
「高山マリアの泉」

名称
高山マリアの泉
よみがな高山まりあのいずみ
住所
大阪府豊能郡豊能町高山

概要

高山マリアの泉は、大阪府豊能郡豊能町高山にある湧水です。
戦国時代から江戸時代にかけての武将で、キリシタン大名としても知られる「高山右近」。その母親「高山マリア」にちなんで命名されました。
この辺りの高山集落は隠れキリシタンの里として有名です。

水質

「高山マリアの泉」の水質は、硬度が低く、pHが中性に近い軟水です。
無色透明で清涼感があり、飲料水としても適しています。
メタルボディのポンプが設置されてあり、誰でも自由に飲むことができます。

歴史・伝承

高山右近の母である高山マリアが、キリスト教への信仰を守るためにこの泉で洗礼を受けたとされています。

周囲の環境

高山マリアの泉は、自然豊かな環境にあります。
周囲には美しい棚田や田園風景が広がっており、四季折々の景色を楽しむことができます。
また、この泉のすぐ横には地元野菜の即売所があります。
新鮮で安価な野菜を購入することができますが、毎日営業しているわけではないので注意が必要です。
この泉から車で約3分ほどの距離には住吉神社があります。こちらもパワースポットとして有名。

クチコミ

  • 湧き水は冷たくておいしいです。水汲みのポンプが設置してあるので簡単に汲めます。ただし、混雑することもあるので時間帯を選んだ方がいいです。
  • 棚田や田園風景が素晴らしいです。季節によって色々な花が咲いています。散策や写真撮影に最適です。
  • 住吉神社は静かで落ち着きます。境内には高山右近の墓もあります。参拝すると良縁に恵まれると言われています。
看板内容

この湧水は、古来「ちょんちょん水」と言われ、高山郷から箕面方面に、炭や牛蒡を運んだ帰り道、喉を潤した所でした。

1552年、高山郷で誕生した戦国大名の高山右近が、12才でキリスト教の洗礼を受けた後、頻繁にこの街道を通り、母上共々布教活動をされてこられました。その後、何時の頃からか、枯れることが無いこの湧水を「マリアの泉」と言われる様になりました。

しかし、2014年頃から、この場所の直下約150メートルで西日本高速道路(株)による新名神高速道路のトンネル工事が施工され、同じ時期に湧水量が減少する状況が確認されました。

そのため、民有地内において、湧水量を確保するための工事を施工していただき、マリアの泉を後世に引き継ぐことが可能となりました。

この湧水を大事に利用して頂くことを祈念致します。

令和元年十二月  地主 拝

地図とアクセス方法

アクセス方法

■車
阪神高速11号池田線の豊能ICから国道477号を北上し、豊能町役場を右折して約10分ほどです。目印は「マリアの泉」の看板。
駐車場は泉の近くにありますが、台数に限りがあるので注意してください。

■公共交通機関
阪急宝塚線の豊中駅から阪急バスに乗り、高山バス停で下車。そこから徒歩約15分。
バスは1時間に1本程度しかありませんので、時刻表を確認してください。

Youtube動画

「一日一笑」を届ける【刻む旅】の保管庫 by BLACK5
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参考ページ

参考サイト

  • 刻む旅
  • 北近畿~天然水(名水・湧水・清水)を求めて